ピラティスを始めようと調べると、必ず出てくるのが「マシン」と「マット」という言葉です。どちらもピラティスですが、初めての方にとっては選び方で結果が変わるほどの違いがあります。
いちばんの違いは「負荷のかけ方」
マットピラティスは、床にマットを敷いて自分の体重だけで行います。器具を使わないため、どこでもできるのが利点です。
マシンピラティスは、リフォーマーと呼ばれる器具を使います。台が前後に滑り、バネで負荷を調整する仕組みです。
ここで多くの方が誤解されるのですが、マシンのバネは「重り」ではありません。バネは、負荷にも補助にもなります。この一点が、初心者にとって決定的な差になります。
初めての方にはマシンのほうがやさしい
「マシンのほうが本格的で難しそう」と思われがちですが、実際は逆です。
マットピラティスは、自分の体を自分の力だけで支えます。体幹の筋力が足りない段階では、正しい姿勢を保てないまま動くことになり、結局は使いやすい筋肉(表面の大きな筋肉)ばかりを使ってしまいます。動いた気にはなるのに、狙った場所に効いていないという状態です。
マシンピラティスなら、バネが体を支えてくれます。正しい位置を保ったまま動けるので、狙ったインナーマッスルに入りやすくなります。筋力が上がってきたら、同じバネを抵抗として使えばよいだけです。
比較して整理すると
| マットピラティス | マシンピラティス | |
|---|---|---|
| 負荷の向き | 重力方向のみ | あらゆる角度から |
| 初心者のしやすさ | 正しい形を保ちにくい | バネが補助してくれる |
| 関節への負担 | 自重が直接かかる | 寝た姿勢・座った姿勢が多く負担が少ない |
| 1回あたりの料金 | 安い傾向 | 高い傾向 |
| 自宅でできるか | できる | できない |
マシンが特に向いている方
- 運動から長く離れていて、体幹の筋力に自信がない
- 腰や膝に不安があり、自重の運動が怖い
- 産後で、骨盤まわりを丁寧に戻したい
- 姿勢を根本から変えたい
- 自己流でやってみたが、効いている感覚がなかった
マットが向いている方
- すでにピラティスの動きを理解していて、自宅でも続けたい
- 費用を抑えて、まず習慣にしたい
- すでに運動習慣があり、体幹が使える
どちらが優れているという話ではなく、今の体の状態でどちらが機能するかという話です。
結局、何を基準に選べばよいか

ひとつの目安をお伝えします。仰向けに寝て、両脚を持ち上げたまま腰を床につけていられますか。腰が浮いてしまう、または脚を下ろしたくなる場合は、体幹がまだ十分に働いていません。この状態でマットから始めると、多くの動きが「それらしい形をなぞるだけ」になりがちです。
迷ったら、まずマシンで正しい動きを体に入れてから、マットに広げていくほうが結果的に早いというのが現場での実感です。
fis.pilatesはマシンピラティス専門です
fis.pilatesは完全個室・マンツーマン専門のマシンピラティススタジオです。担当するのは全員が資格を持つ女性トレーナーで、1セッション60分。お客様お一人の体だけを見ながら、バネの強さも動きも合わせていきます。
ウェア上下・タオル・ピラティスソックスは無料でお貸ししていますので、お手ぶらでお越しいただけます。全店お子様連れも可能です。
まずは初回体験で、マシンがどういうものかを実際に体験してみてください。









