マシンピラティスで使う器具を「リフォーマー」といいます。写真で見ると器具が大きく、初めての方は身構えてしまうことが多いのですが、仕組みが分かると印象が変わります。
リフォーマーはどういう器具か

簡単に言えば、ベッドのような台が前後に滑り、その動きをバネが調整する器具です。
- キャリッジ:人が乗る、滑る台
- スプリング:台の動きに抵抗をかけるバネ。本数と強さを変えられます
- フットバー:足や手をかける棒
- ストラップ:手足をかけるロープ
「リフォーマー(reformer)」は「作り直すもの」という意味です。体を作り直す器具、という名前がそのまま付いています。
バネは「重り」ではありません
ここがいちばん誤解されている点です。
筋トレのマシンでは、重りを増やせばきつくなります。リフォーマーのバネは違います。動きによって、バネは補助にも負荷にもなります。
たとえば台に寝て脚で押す動きなら、バネは押し返してくる抵抗です。一方、台に座って上体を起こす動きでは、同じバネが体を支えてくれる補助になります。
つまりバネを強くすれば必ずきつくなるわけではありません。「今日は強めにしましょう」が、その方にとって楽になる場合もあります。この調整こそ、指導者が見るべきところです。
なぜ、この仕組みが体に効くのか

正しい位置を保ったまま動ける
体幹の力が足りない方が自重で動くと、腰が反る、肩が上がるといった代償動作が出ます。バネが支えてくれれば、正しい位置を保ったまま動けるので、狙った筋肉に入ります。
関節に負担がかかりにくい
動きの多くは寝た姿勢や座った姿勢で行います。自分の体重が膝や腰に直接かかりません。
左右差が分かる
台が滑るため、左右の力の差がそのまま動きのブレとして出ます。ご自身では気づけない左右差が、動きに現れます。
キャデラックなど他の器具について
ピラティスの器具はリフォーマーだけではありません。fis.pilatesではキャデラックも使用しています。ベッドの上に柵のようなフレームが付いた器具で、上からバネを吊るせるため、リフォーマーとは違う角度から負荷をかけられます。
器具が複数あると、その方の体に合わせて選べる動きの幅が広がります。
初回で、いきなり難しいことはしません
初めての方が心配されるのは「使いこなせるか」ですが、操作はすべてトレーナーが行います。お客様は指示された姿勢をとるだけです。
初回はまず呼吸と、骨盤の位置を確認するところから始めます。マシンに乗る前に、ご自身の体が今どうなっているかを知っていただくためです。そのうえで、その日にできる範囲の動きを行います。
fis.pilatesは完全個室・マンツーマン専門ですので、周りの目を気にせず、分からないことはその場で聞いていただけます。担当は全員女性の資格所持トレーナーです。
器具の見た目で迷っている方は、まず一度乗ってみてください。想像していたより穏やかな動きだと感じる方がほとんどです。








