「ピラティスってなんだか細い人がやってるし痩せるのでは?」
「芸能人もみんなピラティスしてるから細い?」
など、ピラティス=痩せると思ってしまうのもしょうがないと思う面もありますが、
結論、ピラティスだけでは痩せません!!
夢を壊すようで申し訳ないのですが、ピラティスだけでは痩せるわけはないのです…
そのあたりの科学的な理由をご説明させていただきます!
ピラティスの消費カロリーはかなり少ない!
痩せる運動をするためには、「消費カロリー」が必要になります。たくさん動いてカロリーを消費して脂肪を燃やすということです。
ピラティスは「インナーマッスル」という細かな筋肉を鍛えるエクササイズです。
そのため消費カロリーはかなり少なく、一般的にピラティスを1時間行った場合の消費カロリーは「100~200kcal」程度です。
対して、ウエイトトレーニングなど「アウターマッスル」と呼ばれる大きな筋肉を鍛えた場合の1時間の消費カロリーは「200~300kcal」程度です。
ピラティスよりも1段消費カロリーが高いことがわかります。
まず、ピラティスはそれほど消費カロリーは高くないと覚えておくとよいでしょう。
そもそもピラティス自体、「リハビリ」が発祥ですから、痩せるためのものではないことからもわかりますね。
1kg脂肪を燃やすためには7200kcal必要…
痩せる→脂肪を減らすために必要なカロリーというのは、
脂肪1kg落とすために7200kcal必要とされています。
前述した通り、ピラティス1時間一生懸命やっても消費カロリーは「100~200kcal」程度ですから、1h200kcal消費するとしても、36hピラティスを行ってやっと1kg脂肪が落ちます…
かなり非効率ですね(^^;)
ですから、冒頭申し上げたように、ピラティスだけでは痩せないという結論になります。
ピラティスとヨガはどっちが痩せる論争について
よく「ピラティスとヨガはどちらが痩せますか?」のような質問を受けることがありますが、ヨガもストレッチや精神の安定を目的としたものであって、消費カロリーはピラティスとほとんど変わりませんので、それだけで痩せるものではありません。
そのため、ピラティスもヨガもそれだけではどちらも痩せないというのが正解になります。
ピラティスで痩せるためには「食事管理」も併用して!
ではピラティスで痩せるためにはどうしたらよいのか?
これは適切な「食事管理」を行うことに尽きます。
しかしピラティスのみ行っても、姿勢がかなり改善するので、例えばこちらのお客様のように
姿勢が変わるだけで、ヒップアップしているように見えたり、くびれや背中などもスッと美しくはなります。
しかしこれは脂肪が落ちたわけではありませんので、痩せたとは少し違います。
カロリーは口から摂取しますので、やはり食事を適切なものにする必要があります。
ここで間違ってもしてはいけないのが…
- とりあえず食べないダイエット
- 何かだけを食べる〇〇ダイエット
- 断食等のファスティング
などの極端なダイエット法はしないでください。
一旦痩せることも多いですが、必ずリバウンドをしてしまい、ダイエット前よりも状態が悪い体になってしまいます。
ですので、きちんとした健康的で体にしっかりと栄養が補給できるような適切な「食事管理」が非常に重要になってきます。
fis.pilatesはパーソナルジムfisグループの中のピラティス部門であり、健康的なダイエットのための食事管理にも精通しておりますので、fis.pilates全店でも、食事管理指導もさせていただいております。
ピラティススタジオで食事管理も行っているところはほとんどないと思いますので、ダイエットもされたい方は一度初回体験にお越しくださいませ!